「シベリアにハチ公  死んだ雌犬2週間温める」

【ウラジオストク共同】

気温が氷点下40度を下回るロシア東シベリア・サハ共和国の

首都ヤクーツクの路上で、死んだ雌犬の体を温めるかのように

11月下旬から約2週間にわたり寄り添って離れようとしなかった雄犬が、

美談の内容は異なるものの日本の忠犬ハチ公にちなんで

「ハチコー」と呼ばれ、地元の話題を集めている。

ヤクーツク動物援助基金のアーラ・コマレン代表(27)によると、

2匹の犬はともに空港近くの車庫が集まる地域で車の所有者らから

餌を与えられていた番犬代わりの野良犬。

 

雪の上で死んだ雌犬から昼夜離れようとしない雄犬は

インターネット上の掲示板の書き込みで話題を呼び、

地元メディアでも「ハチコー」と称され何度も報道された。

雌犬は12月7日埋葬され、ハチコーは子犬と戯れる元の姿に戻ったという。

 

主人を待ち続けた忠犬ハチ公を題材にした

リチャード・ギアさん主演のハリウッド映画「HACHI 約束の犬」が

ロシアで公開されたこともあり、ハチ公の名前はロシアの

市民の間でも知られるようになった。

 

 空港近く、車庫の「番犬」。。。ハチコー

 

   

 

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